うちの職場は、ありがたいことに春休みが1日もらえます。
職場が学校って素晴らしい～
で、昨日その春休みをもらいました。
この日はちょっとズルして、母業もお休み。
わたしひとりでお出かけしてきました。

午前中は気になっていたターシャ・テューダー展へ。
なんでも手作りしちゃうことと、大きなお庭をお手入れしているってだけで、
なんとなくハーバルライフのにおいを感じて気になっていたんですよね。
職場で招待券を大量に配っていたのをもらっていたし、
木曜の午前なら空いてることでしょうと思ってゆるゆる銀座へ出かけたら。

いやはや。わたしの考えが甘かったです。

10時開場で、11時前にはついたのですが、中は長蛇の列で前に進めないほど。
中年の女性が多かったです、っていうかほとんど。
なんだこれは、と思っていたら、会場でところどころに掲示されたターシャさんの言葉を読んで納得。

「わたしは今の家を56歳で手に入れました。夢をかなえるのに遅すぎることはないのよ」
「わたしは家の仕事に誇りを持っています。職業を聞かれたら、胸を張って主婦と答えるわ」
「しあわせはゆっくりとやってくるの。焦ってはだめ」
（内容はmeteoraの要約です）

うーん、このみっつだけ読んでも、中年女性に支持されるのが分かりますね。
94歳のおばあちゃんの言葉は、とんでもなく癒し系で、しかも希望が持てるものばかり。
エコブームで自給自足の生活が注目されているのかと思っていたら、
その人となりが人気を集めているんですね。

そのせいか、展示物も、彼女が愛用している食器や道具、
（愛用の庭鋏なんかもあって、これらが日本に来ている間、彼女はどうするのか少し心配…）
本や、彼女が作った洋服、そして彼女の描いた絵本の原画が中心で、
わたしが興味のある部分が少なかったので、長蛇の列を飛ばしてさっと見学。
ろうそくの作り方や、石鹸作り、毛糸紡ぎと染めのあたりをじっくり楽しみました。
いくつか心に残った言葉が。
「子育ては楽しかったわ。手作りも、子どものためじゃなく、自分が楽しんだのよ」
「どんなに忙しくても、必ず4時半にはお茶を楽しむの。そうすることで自分を切り替えられるわ」
ああ～、余裕って作ろうと思わないとできないんだわ～。
お茶の時間と、子どもとのお手紙ごっこ（子ども専用ポストに小さい手紙を入れる）は、
ぜひ真似したいと思いました。

午後はマッサージ大好きな先輩が、アジア１！といちおしのマッサージ店へ。
銀座のビルの6階なので、どきどきして行ったのですが、
エレベーターが開いたとたん、アジアンな雰囲気のロビーにいい香り～。
一気に癒されてしまいました。
マッサージはちょっと奮発して90分コース（ご褒美だもん！）
蒸しタオルをたくさん載せて、クリームを使ってのマッサージにうとうと…
最後は背中にマッサージ師さんが載ってくれて足でのマッサージ。
担当の人が驚くくらい背中がばきばき鳴りました＾＾；
ちょっと乱暴なところもありましたが、
がちがちに凝ってしまって、稼動範囲が狭くなっていた首や肩が動くようになり、びっくりです。
ここは、ほんとにつらいときのご褒美にいいかもしれません。

というわけで、心も身体もリフレッシュした一日でした。
あー、しあわせ。